最終的に一人間としてどうあるべきか

ふにゃ男の高校時代に一人の友人がいた。

同級生でありかつ、同じ理系で、同じ部活に属していた。

彼は非常に大人しく、冷静な人間だった。

ふにゃ男のように。

彼とは高校時代、色々な話をしたことがある。

高校を卒業して彼は山形大学に行った。

その頃ふにゃ男はアルバイトで金を稼いでいた。

高校を卒業してから高校時代の友人とは離れ離れになった。

当たり前と言えば当たり前だ。

みんなそれぞれの大学に行くのだから・・・・。

当然、今頃彼は何をしているのだろうか・・・なんて本人のみぞが知るところだ。

そんな去年のある日、とある同じ部活だった友人から電話がかかってきた。

大久保祐映(おおくぼゆうは)君が亡くなったという知らせだった。

そう。最近、ニュースになっているあの件だ。

参考URL
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00233157.html

既に冒頭で言ったように、彼はふにゃ男の友人の一人だった。

一報を知らされた時、ふにゃ男は一瞬真っ白になった。

何かの冗談なのではないか。

そう、思ったが、現実だった。友人からの電話での一報を聞いて非常に無念で何も言葉に出来なかった。

彼はまだまだこれからだった。

そして、将来に対する目標もあったはずだ。

そんな彼は何の罪もないのに亡くなってしまった。

思い出す度に非常に無念の気持ちでいっぱいになる。

さらにふにゃ男は彼に謝らないといけない。

当時、葬式当日の日、ふにゃ男は仕事でどうしても行けなかった。

他の友人は集合して向かったそうだが、ふにゃ男は行けなかった。

最後の最後を見届けられなくて本当に残念でならない。

この場でも謝罪したい。

最後を見届けられなくて、本当にごめんね。

彼が亡くなった原因は救急車を要請したのにも関わらず救急車が出動しなかったことによるものだ。

今、問題となっていること。

救急車を出動させなかったことに対して、正しかったのか、それとも間違った行動だったのか。

少なくとも、出動をしていれば、きっと助かる可能性は非常に高かっただろう。

彼が119番通報した際の通話の録音が公開されていたのでふにゃ男も聞いてみた。

彼はタクシーで病院に行けるという風に答えている場面がはっきりと録音されていた。

しかし、彼のその時の状態恐らく、歩くことも難しい状態だったのではと個人的に思う。

当事者ではないので勝手な推測で申し訳ないが、彼はふにゃ男の良き友だった。

彼のことはそれなりによく知っていると言っていいだろう。

彼は名前を聞かれる場面で19ですと答えている。

この時点で既に普通ではないと思う。

それに声も尋常ではないのは明らかだ。

振り絞った声にふにゃ男は聞こえてならない。

消防局も救急車を出すかどうかの判断基準があるのだろう。

しかし、タクシーで行くように勧めるというのはふにゃ男は納得がいかない。

救急車を要請しているということは緊急事態であるからこそ要請をしているわけだ。

だからこそ、タクシーを勧めるのはおかしすぎる。

第一、タクシーに乗るまでの間も最悪の場合結構時間がかかる。

東京なんかはそこらへんにタクシーが走っているから心配はいらないけど、地方に行くと、タクシーなんてそんなに走っていないはずだ。

だからこそ、電話で呼ばないといけない。

でも、来るまでの時間が結構あるはずだ。

そんなこんなで時間はそもそも待ってはくれない。

一刻一刻を争う事態だ。

だからこそ、すぐに駆けつけなければならない。

市側は正当な判断であるとしているのに対し、遺族側は緊急で要請をしているのだから出動すべきだと主張。

現在、この件で裁判で争われている。

最終的に行きつくところは何か。

その救急車要請をしてきた人に対して、同じ人間として助けてあげられるかどうかである。

一人の人間が最後の力を振り絞って助けを求めているのに対し、タクシーで病院に行けはいかがなものかと思う。

救急車の存在意義が疑われると言っても過言ではないと思うのだが。

なんのための救急車なんだと。思わされる。

以前からだったけど、毎度毎度、この理不尽な社会に反発を覚える。

同じ人間であるのに、なぜ平等ではないのか。

なぜ差が生まれなければならないのか。

疑問の数は一向に減ることを知らない。

そんな社会にふにゃ男は一人の友人の命を奪われたのだ。

本当に無念でならない。

結局は個人の意識の問題が引き起こす問題だ。

助けを求めている人間を無視するのは以ての外であることを我々人間は忘れてはいけないのだろうと思う。

ふにゃ男は彼の分まで生きていくことをここに約束する。

あわせて読みたい

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。